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- お風呂の掃除の手間を少なくしたい
- お風呂場のおすすめの色、避けるべき色はあるのか
お風呂は毎日使うからこそ汚れが溜まりやすく、その分掃除もしなければなりません。
お風呂場の色を自由に選べる場合、好きな色から選ぶこともできますが、いざ住み始めて使ってみると「思っていたのと違った」と感じるかもしれません。
そこで、この記事では、お風呂場のおすすめの色と理由、掃除の手間の違いを徹底解説いたします。
お風呂は毎日掃除するからこそ、手間を少なくしたいなどのお考えをお持ちでしたら、当記事をご参考いただければと思います。
なお、僕は化学メーカー(洗剤メーカー)に勤務しているため、洗剤や洗剤を使っての掃除については比較的詳しいと自負しています。
お風呂場のおすすめの色は白色、避けるべき色は黒色
お風呂場の場所によって、おすすめの色に多少の違いはありますが、結論は次のとおりです。
・床、浴槽のおすすめの色:白系の色
・床、浴槽の避けるべき色:黒系の色
・壁、天井のおすすめの色:明るい色が望ましい(ピンク系以外)
こんな記事を書きつつ、我が家ではデザイン性を重視して、お風呂場の一面だけ茶色にしました。
お風呂場で「白い汚れ」をよく見かけると思います。掃除しても落ちにくい、あの「白い汚れ」です。
床や浴槽が白系の色であれば、この「白い汚れ」は目立ちませんが、黒系の色だと目立ってしまいます。
壁や天井も、掃除のことを考えると明るい色(ピンク系以外)が望ましいです。
ここまでの説明でお風呂場の色と汚れの関係について予想ついている方もいると思いますが、以降で、汚れの種類から、なぜ白系、明るい色がおすすめで、黒系の色がおすすめではないのか解説いたします。
お風呂場の汚れの種類
お風呂場の汚れの種類を知ることはとても
主な汚れは次のとおりです。
・水垢汚れ(白い汚れ)
・石けんカス
・皮脂汚れ
・カビ(黒、ピンク)
床はこれら4つの汚れが発生し、浴槽には主に水垢汚れと皮脂汚れ、壁や天井にはカビが発生します。
お風呂場を白系の色にすると掃除が楽になる
汚れの種類から見てわかるとおり、お風呂場を白系の色にすることで、厄介な「水垢汚れ」が目立ちません。
水垢汚れの成分は、カルシウムやシリカです。
カルシウムやシリカは危険な成分ではないため、最悪の場合、落とさなくても大丈夫です。
一方で、白系の色だと、黒いカビやピンク色のカビをすぐに発見できます。
お風呂場を白系の色にしたときのデメリット
これまではメリットばかり記載しましたが、落ちている髪の毛が目立ちやすいデメリットもあります。
お風呂場を黒系の色にすると掃除の手間が増える
床や浴槽が黒系の色だと、落とさなくてもいい「水垢汚れ」は目立ち、落としたい「カビ」を発見しづらくなり、掃除が面倒になるかもしれません。
先ほど記載したように、水垢汚れそのものに害はありませんが、残っていると見た目が相当悪くなってしまいます。
黒系の色のお風呂場はかっこいいですが、掃除の手間を考慮すると、お風呂場を黒系の色にするのは、あまりおすすめできません。
お風呂場の壁や天井の色は明るい色が望ましい
お風呂場の壁や天井には、水垢汚れがほとんど発生しません。
ただ、カビは発生してしまうため、カビ(黒、ピンク)を見つけにくい色にするのは避けた方がいいでしょう。
お風呂のお掃除におすすめの洗剤
基本的に、市販されているお風呂用の洗剤で問題ありません。
市販のお風呂用洗剤は、石けんカス、皮脂汚れ、一部の水垢汚れを落とせるようにデザインされています。
除菌成分配合の洗剤があれば、そちらの洗剤の方が望ましいです。
カビに対しては漂白剤を使いましょう。
問題は、お風呂用洗剤でも落ちない「水垢汚れ」です。
頑固な水垢汚れを落とす場合、強力なアルカリ洗浄剤を使うか、メラミンスポンジなどでこする必要があります。
次の洗浄剤は、家庭用のお風呂用洗剤では最強クラスです。
強力なアルカリ洗浄剤は、頑固な汚れでも落とす一方で、かなり危険な洗浄剤です。
もう一つのメラミンスポンジでのこすり洗いは、床や浴槽を傷つけるかもしれません。
頑固な「水垢汚れ」を落とす方法はありますが、できればやりたくない方法です。
こういったリスクを減らすためにも、水垢汚れが目立ちにくい「白系の色」をおすすめします。
最後に
以上、お風呂場のおすすめの色と理由、掃除の手間の違いの徹底解説でした。
掃除の手間を考慮すると、白系の色がおすすめです。
黒系の色にしたときの掃除の手間を踏まえて採用するのと、そうでない場合とでは大きく変わってきます。
もしお風呂場の色で悩んでいたら、当記事をご参考いただければと思います。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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