当記事はPRを含みます。
- サンルームを採用しようか悩んでいる
- サンルームの後付けってどうなの?
サンルームは、主に洗濯物干し場として利用されるスペース(空間、部屋)です。
我が家もサンルームを採用して2年以上利用していますが、採用してとても良かったと感じています。
ただ、同時に、サンルームを採用したことで、いくつかのデメリットもありました。
サンルームは、種類と設置方法によってメリットとデメリットが変わりますので、各種、各設置方法に対するサンルームのメリット、デメリットをご紹介いたします。
これから家の間取りを考えようとしている方、サンルームをこれから設置しようかと考えている方は、設置後に後悔しないようご参考いただければと思います。
改めてサンルームを検討される方は、まずはリフォームの見積りを依頼してみましょう。
サンルームの種類
まずはサンルームの種類と設置方法についてです。
サンルームの種類は、部屋の一室を使う場合と、テラス囲いタイプのものを外付けする場合です。
テラス囲いのサンルームは、下の写真のようなものです。
設置方法は、家の建てる段階から採用されている場合と、家を建ててから後付けする場合です。
分類分けすると、次のようになります。
※この記事ではわかりやすくするために、タイプ1~4と表記します。
部屋の一室 | テラス囲い(外つけ) | |
初めから採用 | タイプ1 | タイプ2 |
後付け | タイプ3 | タイプ4 |
基本的に、初めから採用するタイプ1とタイプ2は、ほぼ同じメリットとデメリットになります。
ちなみに、我が家はタイプ1のサンルームです。
タイプ3は、元々別の用途だった部屋をサンルーム(選択物干し場)として利用することになります。
タイプ4は、単純に増築して後付けすることです。
サンルームを採用するメリット一覧
メリットは次のとおり。
・天候に左右されずに洗濯をできる
・砂埃や虫から避けられる
・洗濯の動線を作りやすくなる
サンルームのメリット1 天候に左右されずに洗濯をできる
サンルームの最大のメリットは、天候に左右されずに洗濯をできる点です。
サンルームの種類、設置方法に限らず、すべてのサンルームに該当するメリットです。
仕事で外出中に雨が降ってきても、全く問題ありません。
サンルームのメリット2 砂埃や虫から避けられる
住んでいる地域にもよりますが、サンルームを採用することで、黄砂や虫が洗濯物に付かないようにできます。
ちなみに、我が家は田舎なので、虫が洗濯物に付く可能性があり、これを避けるためにサンルームを採用しました。
サンルームのメリット3 洗濯の動線を作りやすくなる
サンルームを採用することで、洗濯を効率的にできる間取り(動線)を作れます。
「1階で洗濯して、2階で干して、、」という洗濯だと結構面倒ですが、ランドリールーム、サンルーム、服の収納場をまとめた間取りにすれば、洗濯がとても楽になります。
洗濯は毎日するからこそ、できるだけ楽になるような間取りがいいと個人的には思います。
サンルームを採用するデメリット一覧
デメリットは次のとおり。
・LDKが狭くなる
・湿気対策は必須
・部屋が暑くなると配電盤があぶない
・外壁の保証がなくなる
・二階への侵入経路になる
・周囲からの視線を受ける
・固定資産税の対象になりうる
こう見ると、サンルームのデメリットは多めです。一つずつ見ていきましょう。
サンルームのデメリット1 LDKが狭くなる
部屋の一室をサンルームとして使う場合、どうしてもLDKが狭くなってしまいます。
我が家も、LDKを狭くして、その分の空間をサンルームにまわしました。
繰り返しになりますが、洗濯は毎日するからこそ、できるだけ楽をしましょう。
サンルームのデメリット2 湿気対策は必須
屋内で洗濯物を干すので、どうしても湿気が多くなり、その結果、壁紙がカビたり、傷んだりする可能性もあります。
ただ、サンルームに窓を設置して換気良くしたり、除湿機を使ったり、いろいろ対策方法はあります。
我が家は除湿機とサーキュレーターを使っています。
サンルームのデメリット3 部屋が暑くなると機械類が危ない
サンルームは、夏は暑くなりやすく冬は寒くなりやすいです。
我が家特有のデメリットかもしれませんが、我が家のサンルームには配電盤があり、夏場に暑くなりすぎると機械類が傷む可能性があります。
夏場は定期的に窓を開けて、サンルームの温度管理をしなければならず、これが地味に面倒です。
サンルームのデメリット4 外壁の保証がなくなる
外壁に穴を開けてサンルームを後付けする場合、外壁の保証がなくなる可能性が高いです。
もしサンルームを後付けする場合は、ハウスメーカーに事前に確認しましょう。
ただ、外構の専門業者に依頼(外注)するよりも、価格は高くなるかもしれません。
一方、外壁の保証はない、保証の期限切れなども場合は、外注した方が安くなるのでおすすめです。
外注するなら、こちらのサイトを使ってみましょう。
サンルームのデメリット5 二階への侵入経路になる
外付けのサンルームだと、そのサンルームを足場にされて二階へ侵入されるリスクがあります。
二階も十分に防犯できていれば問題ありませんが、もし不安であれば防犯システムも検討してみてもいいでしょう。
・防犯カメラの設置会社へ見積依頼
・セコム(ホームセキュリティー):業界内契約数No. 1の実績
サンルームのデメリット6 周囲からの視線を受ける
サンルームのデザインにもよりますが、ガラス張りのサンルームだと、洗濯物が周囲の目に入ってしまう可能性があります。
サンルームのデメリット7 固定資産税の対象になりうる
後付けのサンルームを採用した場合、建物の床面積が増えるため、固定資産税が増えます。
結構面倒ですが、後付けする場合はこれらのことも想定しましょう。
最後に
以上、各種、各設置方法に対するサンルームのメリット、デメリットでした。
なので、サンルームを採用したいと考えていたら、できるだけ家を建てる段階から採用することをおすすめします。
最初からサンルームを採用した場合もいくつかのデメリットはありますが、対処できないデメリットではありません。
それらのデメリットよりも、洗濯が楽になるメリットの方が大きいと個人的には思います。
この記事が、サンルームの採用を検討されている方の参考になれば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント