当記事はPRを含みます。
- 太陽光パネル、蓄電池を採用しようか悩んでいる
- 太陽光パネルと蓄電池を採用して、元を取れるのか気になる
- 太陽光パネルと蓄電池のメリット、デメリットを知りたい
我が家はセキスイハイムで家を建てて、太陽光パネルと蓄電池を採用しました。
年間通じて使用して感じたメリット、デメリット、そして年間の電気代から、初期費用に対して元を取れるのか、などについて、ご紹介いたします。
これから太陽光パネルと蓄電池の採用を考えている方は、参考にしていただければと思います。
後付けを考えている方は、こちらのリンクから複数のメーカーに一括見積もり依頼をしてみましょう。
費用面で心配な方は、他の部分での費用削減を目指しましょう。
外構を外部業者へ依頼すると、費用を抑えられるので検討してみましょう。
我が家の太陽光パネルと蓄電池の金額について
我が家は、「太陽光パネル8.1kw」と「蓄電池8.0kwh」を採用し、金額は上の写真のとおりです。
・太陽光パネル8.1kw:283万円
・蓄電池8.0kwh:130万円
※太陽光パネルは屋根と一体型
住宅メーカーで太陽光パネルを採用する場合、取付け型か屋根一体型のどちらかになります。
ただ、住宅メーカーによって設置方法はわかれます。
太陽光パネルと蓄電池を採用したときの年間の電気代
年間で、約16万円の売電収入を得ることができました。
各月の電気代の詳細については、こちらの記事をご覧ください。
太陽光パネルと蓄電池の初期費用に対する売電収入
太陽光パネルと蓄電池の導入費用(初期費用)は合計413万円でした。
売電収入(16.2万円)から考えると、約25年で413万円分を回収できます。
※後述するパワーコンディショナーの交換費用については考慮していません。
耐久年数について
メーカーに問い合わせたら、太陽光パネルも蓄電池も15年以上問題ないとのことでした。
ただ、耐久年数が何を示しているかが曖昧です(全く使えなくなるのか、一定水準以下の性能になるのか、など)。
太陽光パネルは徐々に発電効率が落ちますし、蓄電池も徐々に容量の100%を蓄えられなくなります。
ですが、それでも使えることは使え、全く利用できなくなるというわけではありません。
太陽光パネルや蓄電池よりも、太陽光を電気に変換するパワーコンディショナーの方が先にメンテナンスが必要になるようで、10~15年くらいでメンテナンスをする人もいるようです(費用は約20万円)。
なお、セキスイハイムの保証については、こちらの記事にまとめました。
太陽光パネルと蓄電池のメリット、デメリット
これまで太陽光パネルと蓄電池の金銭面についてまとめました。
それを踏まえた上で、太陽光パネルと蓄電池のメリット、デメリットをまとめました。
メリット、デメリットの数だけみると、デメリットの方が多いですね。
電気代、売電収入、初期費用、メンテナンス費用などの金銭面(メリット、デメリット)
太陽光パネルと蓄電池を採用することで、毎月の電気代は削減されますが、初期費用で多額の支出をしていることを忘れてはいけません。
ある一定期間(初期費用回収)以降は、純粋な収入となりますが、設置から数十年先のことです。
さらに、パワーコンディショナーの経年劣化や、太陽光パネルや蓄電池の性能低下を考慮すると、純粋な収入になるまでプラス数年を考慮した方がいいかもしれません。
金銭面については、メリットとデメリットの両面が考えられます。
停電時にも電気を使える(メリット)
太陽光パネルと蓄電池の最大のメリットは、災害等で停電になっても電気を使った生活を送れることです。
僕はこの1年間で、1度だけ夏場に(深夜の)停電を経験しました。
災害等ではなく、僕の住む地域が一時的に停電になりました。
短時間の停電でしたが、電気を使えるありがたみを実感しました。
冷蔵庫が通常どおり動き、中の食材も腐らずに済みましたし、扇風機で暑さを凌げました(冬場ならストーブ)。
天候によって発電量が左右される、徐々に発電効率が落ちる
この2つは、売電収入に関わってきます。
設置当初のシミュレーションは、天候や性能低下までは考慮されていない可能性があります。
シミュレーションはあくまでシミュレーションなので、あてにし過ぎるのは禁物です。
太陽光パネルの屋根への影響(デメリット)
屋根と一体型の太陽光パネルであれば気にすることではありませんが、一体型ではない置き型(後付け)の太陽光パネルだと、屋根への影響をいろいろ考えなければなりません。
①屋根のメンテナンス、補修時における太陽光パネルの脱着
雨漏り等で屋根の補修が必要になった場合、設置している太陽光パネルを外さなければなりません。
そのときに、取り外し、再度付けるのにお金がかかってしまいます。
②後付けの太陽光パネルは屋根に穴をあける場合があり、その部分から屋根を汚損させる可能性あり
後付けだと、屋根に穴をあけて取り付けることがあります。
屋根の内部に雨水等が入り込む恐れがあり、雨漏りに繋がる可能性もあります。
蓄電池を置くスペースが必要(デメリット)
蓄電池は、大まかに4kWh, 8kWh, 12kWhがあります。
12kWhは、かなりサイズが大きくなるので、スペース確保には苦労するかもしれません(蓄電池で収納スペースが失われます)。
ただ、一般的に12kWhを選ぶ人は少なく、4kWhか8kWhを選ぶ人が多いそうです。
確定申告や税申告が必要な場合も
10kw以上の太陽光パネルを載せる場合、固定資産税の申告が必要です。
また、売電収入を含む雑費所得が年間20万円を超えたら、確定申告が必要です。
太陽光パネルと蓄電池の見積もり(無料)
太陽光パネルと蓄電池は、家を建てた後でも導入できます。
メーカーに依頼するよりも、専門メーカーに依頼した方が安くなる場合もあります。
ただし、後付けの太陽光パネルになりますので、上記で記載したデメリットがあることを把握した上で検討することをおすすめいたします。
見積もりは無料でできるので、ご興味があれば見積もり依頼をしてみましょう。
なお、このサービスを利用することで、複数のメーカーに見積もり依頼を出していることをメーカー側も認識しています。
メーカーは自社での契約を勝ち取るために、依頼者からの値下げ交渉を比較的簡単に受けてくれます。
まとめ
以上、太陽光パネルと蓄電池のメリット、デメリットについてでした。
太陽光パネルは細かい点でいろいろ難点はありますが、災害時に最大の効力を発揮します。
初期費用分を回収できれば、純粋な収入源にもなります。
メリット、デメリットの両面から考えて、太陽光パネルと蓄電池の採用を検討してみましょう。
この記事が参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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