当記事はPRを含みます。
- 外構工事の費用を抑えたい
- 外構費用を抑えたいが、怪しい業者には依頼したくない
- 外構工事をハウスメーカーに依頼する制約があって困っている
家づくりにおいて、理想の外構を作りたい一方で、希望を詰め込みすぎて予算オーバーになっていませんか。
とはいえ、外構工事の費用をどうしても抑えたいという方もいらっしゃるはず。
そこで、この記事では、外構工事の費用を抑える具体的な方法を10個ご紹介いたします。
また、信頼のおける業者選びや、ハウスメーカーに依頼する制約があっても外部業者へ依頼できる裏技もご紹介いたします。
新規の工事、追加での工事でも役立つ方法なので、参考にしていただければと思います。
外構工事の費用を抑える10個の方法
具体的には以下の10個。以降で、個別に詳しく説明いたします。
- 複数業者から相見積もりを取る
- 一括見積り依頼をできるサービスを使うこと
- シンプルなデザインにすること
- コンクリートを少なく、砕石を多くする
- 簡単な外構はDIYでやること
- オープン外構にする
- 価格重視のカーポート(地域による)
- 大きな植栽、多くの植栽を避ける
- キャンペーンや材料の安い時期を狙う
- (分譲地の家向け)一部をハウスメーカーへ、残りを外部業者へ依頼
複数業者から相見積もりをとる
業者によって人件費や材料の仕入れ価格が違うので、当然工事費用も違います。だからこそ、必ず複数業者から見積りを取りましょう。
同じことを依頼しても、業者が違うだけで、数十万円も費用が違うことが多々あります。
ちなみに、わが家は2社から土間コンクリートの見積り依頼(追加工事)を取りましたが、40万円も差がありました。
一括見積り依頼をできるサービスを使うこと
「一括見積りサービス」とは、仲介業者が依頼主の代わりに各業者へ連絡してくれる無料のサービスで、タウンライフリフォームなどがあります。
仕組みを図にするとこんな感じ。
相見積もり前提で検討することを業者側もわかっているので、価格交渉も行いやすくなります。
ちなみに、見積り依頼だけだったわが家も、業者側から「価格の相談をしたい」との連絡をいただきました。
具体的には下のメールです。結局価格の相談はしませんでしたが、業者側からこのような連絡が来たことには驚きました。
タウンライフリフォームのような一括見積りサービスを利用するだけで、通常の見積り依頼に比べて値引き交渉しやすくなるといえます。
一括見積り依頼のサービスの使い方や、上記以外のメリットについては、以下の記事に詳しくまとめました。
シンプルなデザインにすること
シンプルなデザインにすることで、デザイン費用や材料の加工費を抑えられます。
必ずしも外構全てをシンプルにすることはなく、人目につくところや、どうしてもこだわりたいところのみ凝ったデザインにして、そうでないところはシンプルなデザインにするだけでも、費用削減につながります。
コンクリートを少なく、砕石を多くする
土間コンクリートの代わりに砕石を採用することで費用を抑えられます。
例えば、駐車場のところのみをコンクリートにして、それ以外を砕石にするたけでも費用を抑えられます。
わが家の場合、駐車場の中でも、車輪の通るところのみをコンクリートにして、車輪の通らないところなどは砕石にしました。
砕石には飛び石の恐れがありますが、車輪の通らないところの砕石であれば問題ありません。
簡単な外構はDIYでやること
人工芝やレンガなどはDIYでやってしまえば、工事費用を大幅に抑えられます。
人工芝もレンガもホームセンターで売っており、簡単に準備できDIY初心者でも敷けます。
ちなみに、わが家もDIY初心者でしたが、人工芝とレンガを自分たちで敷きました。
多少の失敗はありましたが、家の裏側に敷いたので人目に触れることもなく、あまり気にしていません。
失敗するかもと心配なら、人目に触れにくい家の裏側などでチャレンジしてみましょう。
オープン外構にする
塀やフェンスを作らないオープン外構は、塀やフェンス分の費用を削減できます。
家の周囲の広さによりますが、数十万円は削減できるでしょう。
「防犯」については、塀やフェンスが空き巣の目隠しになってしまうため、塀やフェンスを作らないオープン外構の方が防犯になる場合もあります。
「外からの視線の目隠し」については、ミラーレースカーテンを採用することで対応できます。
ただ、ミラーレースカーテンは、家の外から中が見えなくなるだけで、家の中から外は見えます。
わが家は、オープン外構にミラーレースカーテン、シャッターを採用しています。
オープン外構の欠点である「防犯」と「外からの視線の目隠し」は、他の方法で補えるので、費用削減を目指すならオープン外構もありです。
価格重視のカーポート(地域による)
雪がほとんど降らない、台風がほとんど来ない地域であれば、性能よりも価格重視のカーポートで問題ありません。
雪や台風の多い地域であれば、高強度のカーポートが望ましいですが、そうでなければ高強度のカーポートは過剰スペック(性能)です。
住む地域によって適切なスペックのものを選び、費用を抑えられるなら抑えましょう。
大きな植栽、多くの植栽を避ける
費用の高くなる大きな植栽、多くの植栽は避けるのがいいでしょう。
植栽は初期費用よりも維持費用の方がかかるかも。。
水やりを手動でやるなら時間がかかりますし、自動でやるにもスプリンクラー分の追加費用がかかります。
わが家の親戚の例ですが、約100万円分の植栽をして、毎朝1時間程度の水やりをやっているそうです。水道代が怖いです。。なお、時間だけでも節約したいと考え、スプリンクラーも検討しているそう。
キャンペーンや材料の安い時期を狙う
セールや材料の低下などの時期を狙うと、同じ依頼でも価格を抑えられます。
一方、材料が高騰している時期だと、同じ依頼でも価格が上がってしまいます。
追加工事の場合は、あえてセール時期を狙うのもありですが、新築の家の外構の場合、家の工事のスケジュールとセールの時期が合わないかもしれません。
セールの時期と重なればラッキー程度に考えたいですね。
(分譲地の家向け)一部をハウスメーカーへ、残りを外部業者へ依頼
ここまでは、外構工事を外部業者に依頼できることを前提に説明をしてきましたが、外部の業者へ依頼できない場合もあります。
ハウスメーカーの分譲地で土地を契約すると、外構工事もそのハウスメーカーが取り組むよう契約書に記載されて、外部の業者へ依頼できないことがあります。
ただ、分譲地でも外部の業者へ外構工事を依頼できる「(ある意味)裏技」があります。
それは、外構の一部のみをハウスメーカーへ依頼し、家の引き渡し後に外部の業者へ残りの外構を依頼する方法です。
どこの業者へ依頼してもほとんど同じもの(土間コンクリート、フェンス、門柱、カーポートなど)は、外部の業者へ依頼してもいいでしょう。
なお、家の引き渡し後に外部の業者へ依頼する場合、いくつかのデメリットもあります。
家の引き渡し後に外部の業者へ外構を依頼する場合、早めに外部業者から見積りを取り、ハウスメーカーの金額と比較しておきましょう。
外部業者へ外構工事を依頼する場合の注意点
外部の業者へ外構工事を依頼するなら、いくつか注意しなければならない点があります。
別の記事にまとめていますので、ご参照ください。
外構工事の費用、依頼先、希望に関するアンケート結果
Instagramで、外構に関して次の3つのアンケートを実施しました。
・外構工事の費用はいくらだったか
・外構工事をどこに依頼したか(依頼する予定か)
・外構はデザイン重視か価格重視か
これから外構を決める方は、参考にしていただければと思います。
外構に関するアンケート結果①:外構の費用
外構工事の費用は、一般的に、家の総費用の1割程度といわれています。
回答者の家の総費用が不明ですが、4割程度の人が200万円以下、8割程度の人が300万円以下という結果でした。
300万円以上となると、全体の2割程度でした。
外構に関するアンケート結果②:外構工事をどこに依頼したか(依頼する予定か)
5割程度の人がハウスメーカーに依頼している一方で、3割程度の人が外部業者へ、2割程度の人がハウスメーカーと外部業者を上手く使い分けている結果でした。
ハウスメーカーに依頼すると高額になりやすいですが、いろいろな手間が省けます。
手間を考慮して、半数程度の人がハウスメーカーに依頼しているのかもしれません。
一方で、もう半数の人は、外部業者へ(一部でも)依頼していました。
外構に関するアンケート結果③:外構はデザイン重視か価格重視か
外構のデザイン重視が6割程度、価格重視が4割程度で、デザイン重視の人がやや多い結果でした。
ただ、上記2つのアンケート結果と合わせて考えると、(一般的な相場といわれる)予算の範囲で出来ることをやったり、デザインを重視しつつも、外部業者へ依頼するなどして価格面も意識している方々がいると考えられます。
まとめ
以上、外構工事の費用を抑える具体的な方法を10個でした。
- 複数業者から相見積もりを取る
- 一括見積り依頼をできるサービスを使うこと
- シンプルなデザインにすること
- コンクリートを少なく、砕石を多くする
- 簡単な外構はDIYでやること
- オープン外構にする
- 価格重視のカーポート(地域による)
- 大きな植栽、多くの植栽を避ける
- キャンペーンや材料の安い時期を狙う
- (分譲地の家向け)一部をハウスメーカーへ、残りを外部業者へ依頼
特に、「タウンライフリフォーム」のような一括見積りサービスを使えば、各社へ依頼する手間も省けるのでおすすめです。
当記事が少しでも役に立てば幸いです。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
コメント