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進学前に必ず考えよう!博士課程進学、博士号取得のメリット、デメリット

当記事はこんな人におすすめ
  • 博士課程に進学しようか悩んでいる
  • 博士号取得のメリット、デメリットを知りたい

博士課程に進学すると、良い意味でも悪い意味でも20代という貴重な期間を研究活動に費やすことになります。

博士課程進学や博士号取得は、その後の人生、キャリアに大きな影響を及ぼすので、進学するなら事前にしっかりと考えた方がいいでしょう。

この記事では、博士課程進学と博士号取得のメリット、デメリットについてご紹介いたします。

博士課程進学を考えている学生の参考になればと思います。

なお、本記事は、課程博士を想定した内容になっておりますので、ご了承ください。

目次

博士課程進学、博士号取得のメリット、デメリットのまとめ

それぞれ次のようなメリット、デメリットがあります。

メリット

・大学の教授や研究所の研究員になれるチャンスがある

・民間企業でも研究職を長く続けられる(ただし企業による)

・博士号が自信になる

・高い専門性、論理的思考力、文章作成能力、プレゼン能力などを養える

・研究関連の人脈が広がる

デメリット

・金銭面

・必ずしも3年で博士号を取得できるとは限らない

・その後の進路が厳しい

・社会経験が乏しい

・キャリアチェンジしにくくなる

博士課程進学、博士号取得のメリット

大学の教授や研究所の研究員になれるチャンスがある

大学の教授や、理化学研究所などの研究所の研究員になりたい場合、博士号が必須となります。

いわゆる「アカデミック」の進路ですね。

大学の研究室の運営者や研究所の研究グループの代表になれば、自分の好きな研究に取り組めます。

大学の場合、教育関係の仕事もありますが、准教授や講師でも研究室を運営できるチャンスがあるので、自分の好きな研究を進めることができます。

研究所では、上級研究員として研究グループに所属して、グループの目指す研究を取り組むこともあります。

研究所は教育関係の仕事はありませんが、研究グループの代表でないと自分で運営することはできません。

これらの職種については、博士号取得後すぐは、2年や5年の任期制で、複数の職場を転々とすることになります(いわゆるポスドクです)。

そして、実績を積むことで、任期なしの職に就けるようになります。

かなり険しい進路ですが、自分の好きな研究に取り組めるのは魅力的だと思います。

民間企業でも研究職を長く続けられる(ただし企業による)

博士号を取得すれば、民間企業の研究部門に長く所属できるでしょう。

また、研究部門、製品開発部門に分かれていたら、研究部門に配属されやすくなります。

ただ、部署異動が頻繁にある会社では、博士号取得者であっても、研究部門以外の部署に異動になる場合はあります。

一方、部署異動が少ない会社では、修士卒でも研究部門に長く所属することがあります。

部署異動については、会社の方針によりますので、気になる方は事前に確認しましょう。

僕含めて、僕の周辺の博士号取得者でも、研究を続けられている人もいれば、研究以外の部署で働いている人もいます。

部署異動についての余談ですが、個人的には部署異動の文化のある会社をおすすめします。

部署異動があれば、嫌な上司や同僚がいた場合、自分の興味が変わった場合に環境を変えることができます(転職もありです)。

ちなみに、会社を辞める理由の上位には、必ず「人間関係」がきます。

仮に部署異動がなければ、環境を変えるためには転職しか方法がありません。

部署異動できる文化があると、部署異動と転職の2択を選べるので、こういった点からも部署異動できる文化のある会社をおすすめします。

博士号が自信になる

博士課程を経験し、博士号を取得したことは今後の人生において自信になります。

お金はなく、研究では成果を求められる環境はかなり辛く、これを乗り切ったなら、かなりの自信になると個人的には感じています。

ポスドクでも会社員でも、結構な無理難題な仕事が降ってきます。

そのような困難なことがあっても、「博士課程を乗り越えられたなら、今回も乗り越えられる」「自分ならできる」などと、思いこめるようになります(ほぼ自己暗示ですが、それで十分です)。

実は、この項目が一番のメリットだと個人的には考えています。

高い専門性、論理的思考力、文章作成能力、プレゼン能力などを養える

博士課程を経験をすれば、修士課程のとき以上に、専門性や研究に付随する能力を養えます。

研究開発職に進んだ場合、高い専門性が活かせますし、研究開発職以外に進んでも、論理的思考力、文章作成能力、プレゼン能力などは活かすことができます。

研究関連の人脈ができる

博士課程まで進めば、それなりの回数の学会を経験していると思います。

学会等で多くの学生、研究者と触れ合うことで、研究の意見交換をしたり、何かしらの勉強会に参加できたりもします。

こういった経験を繰り返すことで、人脈が生まれてきます。

ただし、自分から積極的に動かなければ、人脈は生まれません。

アカデミック分野の人であれば、研究に行き詰ったときに意見を貰えたりできますし、会社の人であれば、就活のときに特別ルートでの選考を受けられるかもしれません。

博士課程進学、博士号取得のデメリット

金銭面

(授業はほとんどないですが)年間の授業料(学費)と、一人暮らしであれば生活費も必要になります。

日本学術振興会の特別研究員(DC1, DC2)に採用されれば、国からお給料(月20万円)が支給されるため、お金の心配はほとんどなくなります。

特別研究員に採用されなかった場合は、年間の学費と生活費を自分で捻出しなければなりません。

お金の問題は、多くの学生が直面していることだと思います。

個人的には、財団等の給付型奨学金をおすすめします。

あまり知られていないと思いますので、実は狙い目だと思っています。

必ずしも3年で博士号を取得できるとは限らない

博士後期課程は一般的に3年間ですが、3年で博士号を取得できるとは限りません。

博士後期課程では、査読付き論文を投稿し、採用(アクセプト)されなければなりません。

査読付き論文は、論文の内容の審査を受けて、問題なければ雑誌に掲載される論文のことです(ざっくりした説明になります)。

論文は筆頭著者で1~3報書く必要があり、博士号取得は非常にシンプルです。

「論文を書ければ博士号取得、書けなければ書けるまで頑張りましょう」

4年、5年かけて博士号を取る人もいますし、中退する人もいます。

その後の進路が厳しい

メリットの部分に、大学の教授や研究所の研究員になれるチャンスがあると記載しましたが、非常に険しい進路になります。

任期制の雇用が続くので、人生は安定しませんし、研究成果を出し続けなければなりません。

研究が好きだったり、突き詰める性格だったとしても、研究に対するセンスも必要になります。

センスがあり、研究成果を出し続けられる人のみが任期なしの職に就けます。

一方、会社に就職する場合でも、修士課程のときと比べると、求人数は少なくなります。

自分が興味のあることをやっている会社に応募したくても、その会社が博士課程の学生を募集していないこともあります。

いずれにせよ、博士課程まで進むと、その後の就職が厳しくなります。

社会経験が乏しい

浪人や留年がなくストレートで博士課程に進み、3年で取得すると27歳になります。

学部卒の人は社会人を5年、修士卒の人は社会人を3年経験していることになります。

民間企業の場合、社会人を5年経験すれば中堅社員ですし、3年経験すればもう若手社員とはみられません。

当然、学生のときの研究の進め方と、会社員での仕事の進め方は違います。

学生で研究を長く続けてきた分、会社員としての仕事の進め方に慣れる、自分を合わせるのに苦労するかもしれません。

ただし、こればかりは仕方のないことなので、変なプライドを持たずに、柔軟に対応していきましょう。

キャリアチェンジしにくくなる

博士課程まで進むと、良い意味でも悪い意味でも20代の大半を大学の研究室で過ごすことになります。

多くの人が「研究関連」の道に進むと思いますが、博士号取得後に研究以外の道に進む人もいれば、アカデミックの分野や会社で研究を数年続けた後に研究以外の道に進む人も、少ないながらもいます。

仮に、大卒、修士卒の人であれば、若い分、全く別の職種、業種であっても、進路を変えやすいです。

一方で、博士課程まで進むと、年齢がネックになり、進路を変更する場合には苦労することになります。

ただし、同じ会社の中での部署異動は、進路変更しやすいです。

部署異動の文化のある会社であれば進路変更しやすいですが、部署異動の文化がなければ「転職」しか方法がありません。

ただ、少ないながらも、博士号取得者で進路を変える人もいるので、こういった事例に詳しい就活、転職サービスを利用しましょう。

個人的には、アカリクがおすすめです。

人は、いつどこで興味関心が変わるかわからないので、生涯研究の道を進むというのも案外難しいことだと思います。

最後に

以上、博士課程進学、博士号取得のメリット、デメリットでした。

当然、良いこともあれば悪いこともあります。

ただ、事前に知っていれば、悪いことに対してもしっかり対策できます。

これから博士課程への進学を考えている学生は、メリット、デメリットを把握した上で、進学をしましょう。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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