- お金の心配があって、博士課程進学を悩んでいる
- 研究に支障が出ないようにお金を稼げる方法を知りたい
- 負担の少ないアルバイトを探している
博士課程の進学を考えている学生、既に在籍している学生は、お金の面を心配している、苦労しているかと思います。
学振などで給料を貰えれば、お金の心配は全くありませんが、学振の採択率は20%以下で、多くの人は学振に採用されていません。
学振以外の方法でお金を貰う方法の1つに給付型の奨学金があります。
給付型奨学金について詳しく知りたい学生は、こちらの記事をご覧ください。
そうすると、どうしてもアルバイトをする必要があります。
そこで、この記事では、博士課程の学生におすすめのアルバイトをご紹介いたします。
なので、ご自身で楽できそうなアルバイトのヒント探し程度になればと思います。
博士課程の学生におすすめのアルバイト一覧
・TA, RA
・学内のアルバイト
・単日のアルバイト (土日祝日メイン)
・普通のアルバイト
・大学や短大の非常勤講師
それぞれ見ていきましょう。
TA、RA
TAとRAは、研究室に所属する学生に仕事が割り振られ、半強制的に取り組むことになります。
TAは学部生の学生実験のサポートで、RAは教授の研究のサポートです。
教授のサポートとは、試薬発注など、研究室によって仕事内容は異なります。
僕の研究室ではRAの仕事は実質何もなく、ただ研究していれば給料を貰えました。
僕の場合、TAは月1~2万円程度、RAは4~8万円程度で、学費(僕は国立大でした)、携帯代、インターネット代、食費、飲み会代などの出費で、マイナス気味でした。
学内のアルバイト
TA、RA以外のアルバイトで、図書館の受付やデータ(何のデータか不明)の入力などがあります。
学内のアルバイトは、特定の研究室が代々請け負っているようで、どの学生でもできるわけではありません(僕の大学の場合)。
ただ、仕事内容はとても楽なので、アルバイトできるチャンスがあればおすすめします。
単日のアルバイト(土日祝日メイン)
単発、日払いのアルバイトで、イベントスタッフ、引越し、工場作業など、いろいろあります。
単発のアルバイトは、自分の都合で仕事を入れられるので、自分の体調次第で仕事を調整できます(直前のキャンセルは控えましょう)。
案件については、単純作業、簡単な仕事ばかりで、覚えることも少なく、難しいことも求められません。
時給1000円以上の案件が多く、時給1500円の案件もあります。
工場作業などは女性でもできます。引越しなど、力作業の案件もあります。
僕も単発のアルバイトをやっていて、引越し、工場での検品作業、イベントスタッフ、イベントの設営などを経験しました。
基本的に現場集合、現場解散で、交通費は支給されたり、支給されなかったりです。
お昼ご飯は支給されないことが多いです。
唯一、イベントスタッフをやったときに、お昼ご飯を支給されました 。
給料から交通費とお昼ご飯代を差し引くと、時給は少し低めになりますが、簡単な作業のアルバイトなのでおすすめです。
普通のアルバイト
「土日はゆっくり休みたい」という学生には、飲食店や塾講師などの普通のバイトがいいでしょう。
僕のいた研究室では、平日1日と土曜日の週2日で、飲食店や塾講師をやっていた人がいました。
大学や短大の非常勤講師
博士課程の学生であれば、大学や短大の非常勤講師の声がかかる場合もあるようです(理系の場合は少なそうですが)。
非常勤講師であれば職歴に記載できるので、経歴が充実します。
(例外)アルバイト以外のお金の稼ぎ方
今の時代、アルバイト以外の方法でもお金を稼ぐことができます。
例えば、ブログやYouTubeが良い例でしょう。
自分の都合の良い時間に、自分の好きなことを発信でき、且つ資産性もあるので、研究活動の良い息抜きになると思います。
ブログであれば文章力や構成力、YouTubeであれば企画力や動画編集力を養えるので、お金を稼げてスキルも身に付けられて、一石二鳥です。
僕が学生の頃は、ブログやYouTubeが今ほど盛んではなく、注目していませんでした。
もし、過去の自分に伝えられるなら、絶対にこの2つをやるよう強く勧めます。
博士課程の本文は研究活動
これまでアルバイト、お金の稼ぎ方についてご紹介しましたが、あくまで本文は研究活動です。
博士号を取得することが最終目標であり、この目標から逸れないように心がけましょう。
最後に
以上、博士課程の学生におすすめのアルバイトでした。
僕は博士課程2年の頃から給付型奨学金を貰えましたが、1年のときはお金がなくて苦労しました
大学の同期が社会に出てお金を稼いでいる一方で、学生で収入もほとんどない状況は、かなり辛いと思います。
この記事で、少しでも生活が良い方向に向かえばと思いますので、参考にしていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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