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- セキスイハイムの商品の特徴を知りたい
- セキスイハイムの商品の違いを知りたい
セキスイハイムのHPで商品ラインナップを見ましたが、特徴や違いを理解しづらいと感じました(ハイムさんには申し訳ないですが)。
そこで、セキスイハイムの商品ラインナップの特徴、比較、併せて坪単価について、できるだけわかりやすく解説しようと思います。
セキスイハイムのHPにあった各製品のコンセプトも合わせて掲載いたします。
なお、この記事で掲載している画像や記述は、セキスイハイムのHPから引用しています。
引用元:セキスイハイムのHP
費用面で心配な方は、他の部分での費用削減を目指しましょう。
外構を外部業者へ依頼すると、費用を抑えられるので検討してみましょう。
セキスイハイムの坪単価
住宅産業新聞の「大手住宅メーカーランキング」によると、平均坪単価は76~87万円でした(2009~2019年)。
なお、近年は坪単価が上昇しているようで、2020年以降は87万円以上になると考えます。
セキスイハイムは、住宅メーカー全体の中では高価格の部類に入りますが、大手ハウスメーカーの中では中~低価格の部類に入ります。
坪単価は目安、参考程度に考えるのがいいでしょう。
セキスイハイムで家を建てたいけど、予算を抑えたい人は、紹介を受けるか、外構工事の外注を検討しましょう。
セキスイハイムの商品ラインナップと価格について
大まかに、価格と商品ラインアップをまとめますと、次のようになります。
・中~高価格:パルフェ、ドマーニ、デシオ
・低~中価格:パルフェ-bj、スマートパワーステーション(FR, GR, アーバン)、グランツーユーⅤ
・不明:平屋
パルフェ(鉄骨系)
パルフェは、セキスイハイムの中でも高額に部類される分、さまざまなオプションを自由に選ぶことができます。
後述するスマートパワーステーションではできない間取りや屋上も、パルフェだったらできることもあります。
セキスイハイムの家は、屋根が平らになる「箱型」が特徴で、パルフェも屋根が平らになります。
パルフェの特徴は、次のとおりです。
・自由な間取りを作れる
・屋上を作れる(太陽光パネルを載せられない可能性がある)
・外壁の選択肢が広い
・平らな屋根
・セキスイハイムの中では価格が高め
ドマーニ(鉄骨系)
ドマーニは、先ほどのパルフェとほとんど同じです。
ただ、ドマーニの屋根は、平らはパルフェとは違い、傾斜になります。
屋根が平らで「箱型」の家に抵抗がある人には、ドマーニがいいでしょう。
ただ、屋根に近いこと、空調が効きづらいこともあり、温度管理が難しいようです。
また、屋根が傾斜になることで、家のサイズも大きくなりますので、パルフェに比べると価格は上がる傾向にあるようです。
ドマーニの特徴は次のとおりです。
・基本的にはパルフェの特徴と同じ
・傾斜にある屋根
・最上階のさらに上に、もう一部屋空間を作れる(ただ、温度管理が難しい)
・パルフェよりも価格が高くなる可能性あり
スマートパワーステーション(鉄骨系)
スマートパワーステーションは、現在政府も推している自給自足の家になります。
太陽光パネルを載せてたり、蓄電池を採用したりして、電気代を実質ゼロ円にするような家になります。
スマートパワーステーションには、FR、GR、アーバンの3種類ありますが、基本的にはどれも自給自足をうたった家になります。
先ほどのパルフェやドマーニと比べると、やや価格は落ちるようです。
その分、パルフェでできた間取りでも、スマートパワーステーションではできないことがあります。
スマートパワーステーションFR
FRは、パルフェ同様、屋根が平らになります。
外観にこだわらなければ、スマートパワーステーションFRは価格も抑えられて、機能的な家だと個人的には思います。
ちなみに、我が家はスマートパワーステーションFRです。
FRの特徴は次のとおりです。
・低~中価格
・パルフェに比べると、間取りの制限がある
・平らな屋根
・価格を抑えた機能的な家(個人的な感想)
スマートパワーステーションGR
先ほどご説明したパルフェとドマーニのような関係で、FRは平ら屋根で、GRは勾配のある屋根になります。
ただ、その分、FRに比べるとやや金額は高くなります。
GRの特徴は次のとおりです。
・低~中価格
・パルフェに比べると、間取りの制限がある
・最上階のさらに上に、もう一部屋空間を作れる(ただ、温度管理が難しい)
・FRよりも価格が高くなる可能性あり
スマートパワーステーションアーバン
アーバンは、スマートパワーステーションシリーズの中では最も新しい商品です。
これまでご説明したパルフェ、ドマーニ、スマートパワーステーションFR, GR、その他は、家全体が四角に形になります。
スマートパワーステーションアーバンは、ユニット同士を意図的にずらして組み合わせるため、家全体に凹凸をもたせた形になります。
ユニットのずらしは、アーバンのみができることです。
アーバンでは、「ジオマイト外壁」という立体感があり、スタイリッシュな外壁を採用できます。
セキスイハイムの外壁について、より詳細に知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
アーバンの特徴は次のとおりです。
・低~中価格
・パルフェに比べると、間取りの制限がある
・平らな屋根
・家全体に凹凸をもたせられる
・ジオマイト外壁はおしゃれだが、将来の塗り直しが必要
・塗り直し不要のタイル外壁は採用できない
パルフェ-bj(鉄骨系)
パルフェ-bjは、パルフェよりも価格を抑えた商品になります。
一方で、パルフェに比べると、間取りや外壁の自由度は下がります。
パルフェ-bjの特徴は次のとおりです。
・低~中価格
・パルフェよりも、間取りやオプションの制限がある
グランツーユーⅤ(木造系)
セキスイハイムの商品は鉄骨系中心ですが、「グランツーユーV」は木造系商品です。
木造ですが、太陽光パネルを載せることもできます。
「グランツーユーV」も、他の鉄骨系商品と同様に、工場で生産されて、現場で組付けられます。
木造住宅を工場生産しているのは、世界でもセキスイハイムだけらしいです。
グランツーユーⅤの特徴は次のとおりです。
・低~中価格
・セキスイハイム唯一の木造系
・太陽光パネルを載せられる
・ボウウインドウを作れる
デシオ(鉄骨系)
デシオは、3階建ての商品になります。
建築予定の土地が狭くても、広い家に住みたいと思えば、このデシオになります。
・狭い土地でも広い家を建てられる
・中~高価格
平屋(鉄骨系、木造系)
セキスイハイムに平屋のイメージをもつ人は少ないかもしれませんが、平屋の商品もあります。
鉄骨系、木造系それぞれあり、鉄骨系では1.5階を作れますし、木造系ならボウウインドウを作れます。
商品に依存しない点
ホームページに書いてある各商品の記載を見ると、
・家事動線を意識した間取り
・和室
・バルコニー
など
が特定の商品のみに書かれていますが、間取りの工夫や仕様の選択で、どの商品でも実現できると思います。
ホームページに記載のある情報を鵜呑みにせずに考えることをおすすめします。
セキスイハイムの商品の特徴(吹き抜け、天井高、家のサイズ、間取り)
平屋を除き、どの商品でも基本的に「吹き抜け」「天井高」の設計をできます。
開放感のあるリビングを希望なら検討してみましょう!
家全体の広さや間取りについては、非常に極端です。
セキスイハイムの家は、ユニット構造の組み合わせで作られます。
ユニット構造の大きさが一定の規格で決まっており、「あと○cmだけ家を大きくしたい」ということが全くできません。
他の住宅メーカーであれば、土地の大きさに合わせて「あと10cmだけ家を広くしたい」ということができても、セキスイハイムではそれが全くできません。
よって、土地選びの段階から、注意しなければなりません。
一方で、家の中には柱が一切ないので、間取りの自由度は非常に高く、思い通りの間取りを作れるはずです。
まとめ
以上、セキスイハイムの商品ラインナップの特徴、比較についてでした。
セキスイハイムの家は基本的に鉄骨系で、箱型の形が特徴です。
特に、箱型の家を受け入れるかどうかで価格も変わってきますので、しっかりと考えましょう。
セキスイハイムの商品ラインナップの比較検討の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
セキスイハイムのその他のオプションについて気になる方は、以下の記事をご覧ください。
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