当記事はPRを含みます。
- 家づくりで失敗したくない
- 生活しやすい間取りにしたい
- できるだけ安く家を建てたい
多くの人が初めて家づくりを経験すると思いますが、初めて経験する人が家づくりの全体像を把握するのは非常に困難です。
住宅メーカーの担当者の言う通りに進めのが一番楽な方法ですが、それが必ずしも施主さんにとって最適とは限りません。
まして、家を建ててから後悔をするのは非常にもったいないことです。
こういったことを少しでも防ぐために、家づくりのポイントをまとめました。
我が家の後悔ポイントを記事の後半に載せます。同じ失敗をしないよう、参考にしていただければと思います。
後悔しない家づくりの7つのポイント
結論は以下の7つです。
①無理のない返済額にする
②値引き、安くなるチャンスを逃さない
③家事の手間を省く間取りや設備を優先する
④「今後○○する機会は少ないだろう」と安易に考えないこと
⑤住宅メーカーの担当営業との相性
⑥妥協したポイントは失敗ではない
⑦事前に免疫をつけておく
無理のない返済額にする
家づくりとお金は切っても切れない関係で、無理のない返済金額で住宅ローンを組むことが非常に大切です。
ローンは、金融機関から借りられる金額ではなく、自分たちが無理なく生活できる金額にすること!
毎月の返済が厳しくて、いつも返済のことばかり考えて生活すると、とても辛くなります。
ローンを組む前には、自分たちの支払い能力、資金計画について、必ずシミュレーションしましょう。
ファイナンシャルプランナーと相談すると、住宅ローンの返済や自分たちの将来の貯蓄が想定できます。
我が家もシミュレーションしました。
相談の際は、家計簿があるとシミュレーションしやすくなります(我が家は家計簿を持参しました)。
ファイナンシャルプランナーと無料で相談する方法は、以下の記事をご参考ください。
>>>【住宅ローン】無料でファイナンシャルプランナーと相談する方法3選
我が家は無理のない返済額でローンを組んだので、マイホーム購入後も毎月の貯蓄率は25%を超えています(30%を超えるときもあります)。
貯蓄率は次の計算式から出せます。
そして、我が家の住宅ローンの返済比率は17%です。
返済比率は次の計算式から出せます。
一般的に返済比率20%以下が理想といわれていますが、それ以下になるように考えました。
住宅ローンの返済比率については、以下の記事に詳しくまとめました。
対面で相談したい方は、以下のリンクから。
オンラインで相談したい方は、以下のリンクから。
値引き、安くなるチャンスを逃さない
家づくりには、いろいろなタイミングで値引きできたり、安くできますが、知らないと値引きも安くもできません。
住宅メーカーの担当者が教えてくれることはなく、自分からアプローチしなければなりません。
- 値引きのチャンス:間取り決め、外構決め、引越し業者決め
- 安くできるチャンス:インターネット回線(キャッシュバック)
- 給付金のチャンス:国や自治体のいろいろな制度
値引きのチャンスについて
値引きをするためには、基本的には複数のメーカー、業者から相見積もりを取りましょう。
メーカー、業者によって価格は違いますので、相見積もりを使って価格交渉をしましょう。
複数のメーカーや業者に1社ずつ連絡してやり取りするのは、とても時間がかかります。
なので、複数のメーカーや業者に一括で依頼できるサービスを利用しまし?
家の間取り、資金計画、土地探しを一括依頼
家づくりについては、間取りプラン、資金計画、土地探しを依頼できます。
外構工事の見積もりを一括依頼
外構工事は、住宅メーカーに依頼するよりも外注した方が安くなります。
同じ仕様でも外注の方が安くなるので、少し手間はかかりますが外注することをおすすめいたします。
外構工事について、以下の記事が参考になるかと思います。
>>>外構工事の費用を安くする7つの方法~我が家の失敗を教訓に~
引越しの見積もりを一括依頼
引越しも業者によって金額が違いますので、安くしたければ複数の業者に依頼しましょう。
引越しについては、他社の見積もりがあることで値引き交渉しやすいです。
安くできるチャンスについて
インターネット回線は、他社へ乗り換えるとキャッシュバックを受けられます。
新居への引越しを機に、別会社に乗り換えるのもいいかなと思います。
業者によってキャッシュバック金額は変わりますが、各社数万円のキャッシュバックを受けられます。
・ドコモ光についてはこちらから。
・au光についてはこちらから。
・ソフトバンク光はこちらから。
給付金のチャンスについて
給付金は、国や自治体から受け取れるので、しっかり調べましょう。
また、給付金関係は、次の2つについて要注意です。
・給付金の種類によって、家を建てる前か後に申請しなければならない。
・住宅メーカーの担当営業から案内されるとは限らない。
家を建てたからの申請は、比較的猶予がありますが、家を建てる前に申請が必要な給付金は、担当営業マンに申請の意思をしっかりと伝えましょう。
住宅メーカーの方でも、申請に必要な書類の準備がありまので。。
家事の手間を減らす間取りや設備を優先する
家事は毎日することなので、できるだけ負担の少ない間取りがおすすめです。
家事を楽にする間取りにするためには、次の点を意識すると良いです。
- 家事動線を意識した間取り
- 洗濯物をたたまずに取り込めるクローゼット
- 食器洗浄機
- コンセントの配置
- 棚や収納スペース
家事動線を意識した間取りは、洗濯が特に楽になります。
さらに、干したまま取り込めるようにすると、だいぶ手間も省けます。
我が家も家事動線を意識した間取りにしました。その結果、家事がとても楽になりました。
我が家の家事動線については、以下の記事をご覧ください。
インターネットで調べたところ、掃除の手間が増えると、間取りについて失敗したなと感じるようです。
例えば、
・黒い浴槽
・広くとったお風呂場の鏡
・お風呂場のテレビ(これはメンテナンス)
などです(お風呂場関係が多いです)。
コンセントの配置は、掃除の手間に関係します。
我が家のコンセントの配置について記事をまとめましたので、参考にしていただければと思います。
>>>コンセントの位置について紹介!我が家の後悔ポイントも!
収納はあればあるだけ便利ですし、将来、ライフスタイルが変化したときにも柔軟に対応できます。
ただ、家の広さ、つまりお金と関係することなので、バランスを考えて収納スペースを確保しましょう。
我が家の収納スペースについて、参考になれば幸いです。
「今後○○する機会は少ないだろう」という考え方
この考え方をして、我が家は後悔したので要注意です(詳しくは後述します)。
今後何年も住み続けると、365日×○○年になります。
今後、数千日、数万日ある中で、○○する機会はどれくらいなのか、をしっかり考えるべきです。
「今後は〇〇する機会は少ないだろう」と安易に考えると、後々後悔することになります。
住宅メーカーの担当営業との相性
担当営業マンとは、家づくりの間、そして家を建ててからも付き合うことになるので、相性はとても重要になります。
とはいえ、施主側が担当営業マンを選ぶことはできないため、相性の良い営業マンと出会えるかは運になります。
これが後々の後悔に結びつく可能性があります。
実際、担当営業との相性が悪いと、別の住宅メーカーに切り替える人もいます。
住宅メーカーを替えるのも1つの手ですが、担当営業マンと相性が悪いと感じたら、遠慮せずに伝えて、別の担当に替えてもらいましょう。
参考までに、我が家が家づくりの打合せで感じたメリット、デメリットをまとめました。
>>>【セキスイハイム】家づくりの打ち合わせで良かった点、悪かった点
妥協したポイントは失敗ではない
家づくりは、お金の関係で必ず妥協しなければならない点が出てきます。
ただ、妥協したポイントは、決して失敗ではありません。
予算を超えて、将来の支払いで苦労する方が失敗です。
なので、妥協したポイントについては、失敗という認識を持たないことです(むしろ、ある意味成功です)。
事前に免疫をつけておく
先ほどの「家事の手間を減らす間取りや設備を優先する」でも記載しましたが、住み始めてから後悔するポイントに「コンセントの位置」があります。
なぜなら、住み始める前から、住み始めた後の全てのことを想定するのは不可能です。
とはいえ、あれもこれも使い勝手が悪いのは防ぎたいので、しっかり調べて、いろんな人の事例を参考にしましょう。
住み始めてから不便に感じる部分もあるかもしれませんが、割り切りる考えが大切で、家具家電を上手く使いこないして、対応しましょう。
我が家の失敗・妥協した具体的な箇所
我が家の失敗した箇所、また妥協しなければならなかった箇所は以下のとおりです。
- 外構工事を外注しなかったこと(失敗)
- リビングのダウンライトに、豆電球や調光機能を付けなかったこと(失敗)
- 書斎には快適エアリーの冷暖房が届かない(妥協)
特に、外構工事を外注しなかったのは「知らなかった」からで、リビングのダウンライトについては「安易に考えてしまった」からです。
書斎は、間取りの関係上、妥協せざるを得ませんでした。
外構工事を外注しなかったこと(失敗)
我が家は住宅メーカーに外構を依頼しました(費用は約200万円)。
ただ、予算の関係で、一部工事できなかった部分もありました。
外注していたら、総額を抑えられたか、全ての場所を工事できたかもしれません。
詳しくは、下記の記事をご覧ください。
>>>外構工事の費用を安くする7つの方法~我が家の失敗を教訓に~
リビングのダウンライトに豆電球を付けなかったこと(失敗)
我が家は、間取り決めの時に「夜中にリビングに行くことは少ないだろう」と安易に考えた結果、リビングのダウンライトに豆電球や調光機能を付けませんでした。
ですが、実際は結構な頻度で、夜中にもリビングに行きます。
子供が夜中にリビングで寝てしまったときも不便に感じました。
リビングが真っ暗になってしまうので、リビングで寝かせることは難しかったです。
リビングには間接照明を付けたのですが、豆電球に比べると明るすぎて、逆に寝づらくなりました。
書斎と快適エアリー(妥協)
書斎には、快適エアリーの冷暖房が届かず、夏は暑く冬は寒くなります。
ただ、間取りの関係上、仕方ありませんでした(妥協せざるをえませんでした)。
家を広くすれば融通の効く配置ができたかもしれませんが、費用が高くなるので妥協しました。
今は、扇風機やストーブを持ち込んで、上手く対応しています。
書斎については、下記の記事に詳しくまとめました。
>>>書斎のレイアウトとこだわりを紹介~我が家の書斎の写真も掲載~
まとめ
改めて、失敗しない家づくりのポイントを7つまとめます。
①無理のない返済額にする
②値引き、安くなるチャンスを逃さない
③家事の手間を省く間取りや設備を優先する
④「今後○○する機会は少ないだろう」と安易に考えないこと
⑤住宅メーカーの担当営業との相性
⑥妥協したポイントは失敗ではない
⑦事前に免疫をつけておく
この7つが全てというわけではありませんが、意識すると理想の家に近づくはずです。
特にお金の面については、将来のご自身の生活に影響を及ぼすので、必ずシミュレーションしましょう。
この記事が家づくりの参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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