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- セキスイハイムの外壁の種類や価格を知りたい
- 外壁がメンテナンスフリーとはどういうこと?
- 普通の外壁と磁気タイルだと、どっちがお得なの?
セキスイハイムの注文住宅は、外壁を磁気タイルにすることができます。
セキスイハイムの外壁は、いわゆる「メンテナンスフリー」といわれています。
この記事では、セキスイハイムの外壁の種類、価格、磁器タイルの将来のメンテナンス費用などをご紹介いたします。
磁気タイルを採用しようか悩んでいる人は、この記事を参考にしていただければと思います。
なお、外壁、屋根、バルコニーなどはメンテナンスによる維持費がかかりますし、気密性・断熱性による日々の電気代の削減も意識したいところです。
これらを意識した家づくりはとても重要であり、外壁含めていろいろ調査してみましょう。
費用面で心配な方は、他の部分での費用削減を目指しましょう。
外構を外部業者へ依頼すると、費用を抑えられるのでおすすめ!
外壁の種類
セキスイハイムの外壁は大きく3種類に分けられ、さらに細かく分かれています。
①磁器タイル
・レジデンスタイル-N、レジデンスタイル-G
・ラスティックタイル(ブレイクジョイント、ストレートジョイント)
・Sラティスタイル
・スクラッチタイル
②レリーフウォール外壁(ジオマイト外壁)
・ガイアレリーフ
・シルフィーレリーフ
③レリーフ外壁
・アシュレーレリーフ
・Gレリーフ
・クレイッシュレリーフ
各外壁について、簡単にですがご紹介いたします。なお、製品説明はカタログから引用した写真をご覧ください。
外壁の色について、1階と2階で色違いにできたりします。しかも、色違いは無料でできます。
磁気タイルの特徴、性質について
磁気タイルは、塗装された通常の外壁とは違った特徴、性質があります。
- 紫外線や酸性雨に対して強い
- 汚れが付きにくい
- 傷が付きにくい
- 耐火性に優れている
- 無塗装のため塗り替える必要なし
磁気タイルに使われている素材は、水となじみやすい性質です。
その他にも、磁器タイルに使われている材質は傷に強く、耐火性にも優れています。
そして、最大の特徴は塗り直しの必要がないので、施主にとってはメンテナンスの手間、費用が大幅に少なくなります(次の項目で詳しくご説明いたします)。
メンテナンスフリーについて
磁気タイルの外壁は、「メンテナンスフリー」を謳っております。
磁器タイルの外壁はそもそも塗装された外壁ではないため、経年劣化による塗装の剥がれはなく、外壁の塗り直しも必要ありません。
メンテナンスフリーとはいえ、全ての箇所が完全にメンテナンスフリーというわけではありませんので、注意しましょう。
とはいえ、10年程度で塗りなおしが必要な塗装の外壁に比べると、メンテナンス総費用は抑えられるはずです。
磁器タイルの各製品について
磁器タイルの各製品は、外観が違うだけで特徴、性質は同じです。各外壁の説明には、カタログをご参考ください。
レジデンスタイルシリーズは、タイル1つ1つに凹凸があり、高級感のあるが外壁になります。
続いて、ラスティックタイルシリーズ、 Sラティスタイル 、スクラッチタイルの順に、外壁の凹凸の度合いが低くなります。
外壁の見た目は、外壁の凹凸度合いが低くなるほど、「のっぺりした」ようになります。
レリーフウォール外壁(ジオマイト外壁) の特徴、性質と各製品について
ジオマイト外壁は、外壁の中で最も新しい製品です。
- 凹凸のある外壁
- デザイン性に優れている
- 傷が付きにくい
- 耐火性に優れている
- 外壁の塗り直しが必要(20~30年に1度)
ジオマイト外壁は、磁器タイルのレジデンスタイルシリーズのような凹凸があり、さらにデザイン性に優れた外壁です。
その他、傷が付きにくい、耐火性に優れている特徴は同じですが、ジオマイト外壁は定期的に塗り直しが必要です。
機能性を優先するなら磁器タイル外壁、デザイン性を優先するならジオマイト外壁になるでしょう。
以下、ジオマイト外壁の製品についてです。
レリーフ外壁の特徴、性質と各製品について
レリーフ外壁は標準仕様の外壁です。
- 傷が付きにくい
- 耐火性に優れている
- 外壁の塗り直しが必要(20~30年に1度)
セキスイハイムの塗装外壁は、(標準仕様の外壁でさえ)UAVコーティングで紫外線対策を行っているので、一般的な塗装外壁に比べて劣化を抑えられます(一般的な塗装外壁の塗り直しは10年に1度)。
以下、レリーフ外壁の製品についてです。
塗装外壁の塗り替えや補修について
外壁の塗装は、 日光や雨からの影響を抑える効果がありますが、徐々に劣化していきます。
なので、10年、20年おきに外壁の塗り直しが必要ですが、塗り直しを怠ると、最悪ひび割れに繋がります。
ひび割れがない状態での塗り直しであれば、塗り直しのみで対応できますが、ひび割れが起きてしまうと塗り直しのみでは対応できない可能性があります。
ベランダの内側の外壁について
セキスイハイムでは、ベランダの内側の外壁を磁器タイル外壁またはレリーフ外壁から選べます。
我が家は、家全体が磁器タイル外壁で、ベランダの内側だけレリーフ外壁(おそらくアシュレーレリーフ)にしました。
黒いところが磁器タイル外壁で、白いところがレリーフ外壁です。
ベランダの内側は雨風とほとんどふれないため、我が家のようにレリーフ外壁にする人もいるようです。
詳細な金額は忘れましたが、ベランダの内側をレリーフ外壁にすることで、多少のコストカットにもなります。
外壁の価格について
セキスイハイムの外壁の価格は、以下の順になります。
価格が高い
・レジデンスタイルシリーズ
・ラスティックタイルシリーズ
・Sラスティックタイル、スクラッチタイル、ジオマイト外壁(ここの順番は不明)
・レリーフ外壁(標準使用)
価格が低い
ちなみに、我が家は、各階57 m2(6坪)の2階建てで、ラスティックタイルを採用し、価格は110万円でした。
坪数あたりの金額は以下のとおりです。
レジデンスタイルシリーズは4~5万円程度/坪、 SSラティスタイル、スクラッチタイル、ジオマイト外壁は3万円以下程度/坪と考えると、ある程度想定できると思います。
外壁の維持費のシミュレーション
セキスイハイムの外壁(磁器タイル)と一般的なモルタル外壁について、60年間の維持費をシミュレーションした結果です。
仮に、セキスイハイムの磁器タイル外壁の初期費用を200万円として、60年間の長期間でみると、
となり、磁器タイルの外壁を採用しても、手元には150万円残ることになります。
磁器タイル外壁をどうしても採用したい方へ
磁器タイル外壁をどうしても採用したい場合、他の部分も費用を抑える必要があります。
効果の大きいのは、家のサイズをコンパクトにするか、外構工事の費用を削減することです。
外構工事の費用を削減するためには、セキスイハイムだけではなく、その他の業者にも見積りを依頼して比較検討しましょう。
その理由は、、外構工事の費用は、業者によって大きく違うからです。
我が家も外構の追加工事の際に、セキスイハイムとその他の外部業者の2社から相見積もりを取った結果、「40万円の価格差」がありました(下の写真参照)。
よって、もし外構を外注できるのであれば、数社から見積りを取ることをおすすめします。
ちなみに、我が家は以下のサービスを利用して。外部業者へ見積り依頼をしました。
セキスイハイムの外壁はズレがない
セキスイハイムの外壁は工場で貼り付けられるので、ズレが(ほぼ完全に)ありません。
セキスイハイムの工場生産のメリットの1つといえます。
セキスイハイムの品質について、こちらの記事も参考になりますので、ご興味がありましたらご覧ください。
外壁の保証について
セキスイハイムにはアフターサービスがあり、住み始めてから半年、1年…と、定期点検があります。
なお、セキスイハイムの定期点検についての記事は、こちらをご参考ください。
定期点検等で外壁の塗り替えを指摘されたら、塗り替えをしましょう。
先ほども記載しましたが、塗装には日光や雨のからの影響を防ぐ効果があります。
塗装を怠ることで、セキスイハイムが想定する以上の速さで劣化が進むことになります。
これは、セキスイハイムが適切な指摘をしたにもかかわらず、それに沿わなかったことになるので、セキスイハイムの保証範囲から外れる可能性があります。
外壁の塗装が必要なときは、怠らすに対応しましょう。
最後に
セキスイハイムの外壁は大きく分けて、磁気タイル外壁、ジオグロマイド外壁、レリーフ外壁の3つになります。
磁気タイルは初期費用がある程度かかりますが、将来のメンテナンス、補修費用を考えると採用をおすすめします。
特に、価格が抑えられるSラティスタイル、スクラッチタイルがおすすめです。
これから外壁を考えようとしている人は、参考にしていただければと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
磁器タイル外壁をどうしても採用したい方は、外構費用を抑えて、磁器タイル分の費用を捻出しましょう!!
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